説教題「暗闇の世界からキリストの下に」
聖書 コロサイ人への手紙1章1~12節
キリスト教の大きな特徴は、キリストの到来を境にしてこの世界が変わったという認識です。そのことはコロサイ書でもうかがい知ることができます。
暗闇の力 キリスト以前はどういう世界であったかをパウロは 「御父は、私たちを暗闇の力から救い出して」という文をもって表しています。キリストがこの世に来られる以前は暗闇の力がこの世を支配していたのです。暗闇とはサタンと言い換えることができます。サタンの力は人間を神の下から引き離し、罪を犯させ、この世界に破壊と混沌をもたらし、人間に死と滅びをもたらす恐ろしい力です。人間はその奴隷状態でした。
愛する御子のご支配の中に しかし、その惨状は変わりました。父なる神は、わたしたちを暗闇の中から救い出し、愛する御子イエス・キリストのご支配の中に移してくださったのです。 ここでの支配とは王国と言い換えることができます。キリストは神の(王)国にわたしたちを移してくださいました。わたしたちはこの御子によって贖い、罪のゆるしを得ることができたのです。
和解に生きる 神の御子キリストの十字架の血によってこの世界とわたしたち自身に神との和解がもたらされました。暗闇の力によって失われていた神との関係に回復が与えられたのです。 そうであるならば、わたしたちは神から与えられた和解に生きる者とならなければなりません。キリストが十字架によって罪のゆるしを与えてくださったのですから、わたしたちも互いにゆるし合うものとなりたいのです。
