説教題「あながたに届いた福音」
聖書 コロサイ人への手紙1章1~12節
聖書を見ますと、パウロは三回にもわたって地中海を巡っています。当時の古代世界は異教の神であふれており、人々の生活は自然の神、地域の神を強く意識するものでした。そういった中でのパウロの伝道は困難を極め、さまざまな試練にあっています。
それほどまでにしてパウロは何をしようとしたのでしょうか?その答えは福音の真理のことばを人々に届けることでした。この福音とはもちろん今でいうグッド・ニュースですが、それは世界を変える事実としてすでに起こったことでした。
- パウロの届けた福音
パウロの届けようとした福音は端的に言えば、キリストが十字架に死んでよみがえられたということです。それをさらに補足すると、メシアであるキリストが十字架に死ぬという身代わりの贖いのわざによってこの世界に罪のゆるしがもたらされ、さらにキリストがよみがえられたことによって、人が罪や死に支配されるのではなく神の国の到来とよみがえりの希望をもって生きることになったということでした。パウロはこの命のことばを人々に届けるために命を賭けたのです。
- 実を結ばせる福音
パウロは福音を聞いた者が実を結び成長するようになったことを手紙の中で素直に喜んでいます。福音を聞いた者が実を結ぶとは、別の箇所では「あらゆる良いわざのうちに実を結び」(10節)とあるように包括的な結実を意味します。そのような結果を聞くことはパウロにとっての幸いでした。
- 福音を届けた人、エパフラス
コロサイの教会に福音のことばを届けたのはエパフラスでした。彼は、献身をもって福音を人々に教え教会を建て上げることに貢献しました。聖徒たちは御霊による愛の人として成長したのでした。
