説教題「今は闇の時、暗闇の力~悪の勢力との戦い」
聖書 ルカの福音書22章47~54節
現代に生きるわたしたちは悪魔(サタン)が存在することを容易には信じることができませんが、聖書ははっきりとそのことを告げています。新約聖書においてイエス様は神の国をもたらすべく活動されますが、実はそれはこの世を支配するサタンとの激しい戦いであることを知ることができます。
- キリストの登場~サタンの危機
イエス様は時至ってこの地上に来られましたが、それはサタンにとっての深刻な危機を意味しました。それまでのサタンの支配が覆され、神が国が到来するからです。サタンは早速、荒野でイエス様と対決し、キリストを自分に服させようとしますが、イエス様はこれを退けられ、ご自分の時として公の活動を開始されました。
これは神様が、イエス様の活動を促し、サタンの介入を留めた時であり、イエス様は聖なる時として存分に福音を語り、いやしや奇跡のわざをなされました。
- キリストの最終目標
しかしイエス様の最終目標は、十字架に死んでよみがえることをもって神の国を実現すことでした。そのためイエス様は毅然とエルサレムに向かわれますが、その道中でサタンが稲妻のように落ちるという幻を目にされます。キリストの十字架のご苦難はサタンに致命的なダメージをもたらすのです。
- 今は闇の時
エルサレムに入られた時、それまで留められたサタンの活動が活発化し、力を奮うようになります。サタンはユダに入り裏切りを促し、ペテロもキリストを否む運命となりました。そしてついにイエス様の捕縛の時が来ました。これからはサタンの時、即ちキリストが苦難を受ける闇の時となるのです。
しかし、サタンの闇の時はキリストによる十字架のあがないのみわざが完了するまでのことです。キリストの十字架は闇を照らす真の救いの光として、この世界に罪の赦しをもたらす光としてサタンのくびきからこの世を解放し、神の栄光を表すのです。
「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」 (ヨハネの福音書1章5節)
