説教題「神の国の実現~キリストの復活」
聖書 ルカの福音書24章1~12節
福音書、使徒の働き等を読むとき、当時の弟子たちが十字架が特別なメシアの死であったことを知る過程についての示唆が与えられます。
- 十字架の最中にあって
イエス様は、ガリラヤ時代からご自身がエルサレムで捕らえられ死んで三日目によみがえることを予告されましたがそのことを弟子たちは受け止めることができませんでした。そしていよいよイエス様が十字架の刑に処せられた時、彼らはひどく落胆し、イエス様の死を挫折と捉えました。その失望は大きく、とてもイエス様の死を肯定的に受け止めることはできませんでした。
- 復活の時の弟子たちの反応
しかし思いもよらないことが起きます。弟子たちは、墓に香油を携えて行った女たちから、イエス様の遺体が墓から消え、キリストがよみがえったと語るみ使いの話を聞くのです。それは弟子たちにとってとても信じられないようなことでした。もちろん弟子たちは、イエス様から十字架の死と復活についての予告を聞いていましたが、今起こっている復活の現実と結びつかなかったのです。しかしこの復活での弟子たちの混乱ぶりは、復活の信憑性を物語ってもいるのです。
- 復活から十字架を遡る
この後、弟子たちは復活の主から十字架と復活の意味するところを福音として聞くことになります。復活が、十字架によってなされたあがないの勝利のみわざであることを証明することを、弟子たちは悟るのです。十字架の真実は、復活の出来事によって証しされるのです。
今私たちは十字架に死んでよみがえられ主をあがめる者とさせていただいています。そのことはわたしたちにとって何と幸いなことではありませんか。心から主をほめたたえましょう。
