説教題「十人のきよめられた人々の中で」
聖書 ルカの福音書17章12~19節
- ツァラトの人々
聖書にツァラトと言われる病があります。当時の人々はこれを深刻に捕らえていました。ツァラトの人たちは外部からの接触を断たれ、一般から離れたところで一緒に暮らさざるを得ませんでした。
- イエスの宣教とツァラト
「神の国が近づいた」と福音を宣べ伝えたイエス様は、そのことを身をもって示すために人々を癒し、悪霊を追い出しました。中でもツァラトを癒すみわざは人々の関心を引きました。
イエス様がツァラトの人を癒された例としてはルカの福音書5章に示されたエピソードがあります。ある村でイエス様は全身ツァラトとなった人を癒され、祭司に見せるように命じます。イエス様の宣教はそのような癒しのみわざと深く結びついていました。
- 10人のツァラトの人々のいやし
そのようなイエス様の前に10人のツァラトの人が現れ、イエス様に癒しを乞いました。それに応えてイエス様は彼らを癒されましたが、その内ひとりだけがイエス様のもとに引き返してきました。
この場面を通してわたしたちは三つのことを学びます。第一に、帰ってきた人は神をほめたたえました。わたしたちは素晴らしいこと、感謝なことを経験するとどうするでしょうか。もちろんそのことを喜びますが、それ以上に神をほめたたえることが必要です。私たちの心は神に向けられなければなりません。
第二に、彼は主を拝しました。帰って来た人はイエスの前にひれ伏しました。それは神様から恵みをいただいているわたしたちがするべきことです。神の栄光はキリストを通して表されるからです。
第三に、彼はサマリヤ人でした。イエスによる恵みは人種を越えてすべての人に及びます。イエス様に応答する者は、だれでも分け隔てなく神の救いにあずかることができるのです。
