MENU
  • ホーム
  • ごあいさつ
  • お知らせ
  • 教会の紹介
  • よくある質問
  • アクセス
日本イエス・キリスト教団 | 神戸生田教会
神戸生田教会
  • ホーム
  • ごあいさつ
  • お知らせ
  • 教会の紹介
  • よくある質問
  • アクセス
  • ホーム
  • ごあいさつ
  • お知らせ
  • 教会の紹介
  • よくある質問
  • アクセス
神戸生田教会
  • ホーム
  • ごあいさつ
  • お知らせ
  • 教会の紹介
  • よくある質問
  • アクセス

心にシオンへの大路のある幸い

2021 8/28
礼拝メッセージ

礼拝説教「心にシオンへの大路のある幸い」2021年8月29日

聖書 詩篇84篇1~12節

(序)詩篇は、「幸いなことよ(アシュレー)」で始まり、「ハレルヤ(主をほめよ)」で終わつています。詩篇には、「幸いなことよ(アシュレー)」が14回使われています。詩篇1篇1節、2篇12節、32篇1節、2節、33篇12節、34篇8節、40篇4節、41篇1節、65篇4節、94篇12節、112篇1節、そして84篇4節、5節、12節です。実に詩篇84篇では3回、「幸いなことよ(アシュレー)」が用いられ、「幸いな人生を歩む秘訣」が歌われています。

84篇は、詩篇の中でも特に美しい詩篇であると言われています。「セラ」という文字があります。意味は定かではありませんが、休止符ではないかと言われています。このセラでもって三つに区分して見て参りたいと思います。それぞれの区分に、「何と幸いのことでしょう」とあります。

一、生ける神の御住まいで礼拝する幸い 1~4節

1~4節に、主の家を慕っている様子が歌われています。「万軍の主よ」が、1、3,8,12節に四回用いられています。すべてを支配しておられる全能の神であることが告白されています。「あなたのお住いは、なんと、慕わしいことでしょう」(2節)。神の臨在の場所である神殿を慕って、気絶するばかりになっていると言うのです。この2節で、詩人のたましいは、神のみ住い、その臨在の恵みと栄光を覚え、全身全霊、全存在をもって主を慕い、いのちの源である神に向って賛美の声を上げているのです。

詩人は、神殿のあるエルサレムから遠く離れ、以前のように神殿において、神の御前に近づき礼拝をささげることの出来ない状況にあって、神殿における礼拝を慕い求めているのです。

今、私たちも新型コロナ感染拡大による第4回目の緊急事態宣言のゆえに、会堂に集まっての礼拝が出来ない状況にあって、この詩人と同じく共に集まっての礼拝が再開できるように願い求めています。

3節で、詩人は、神殿の豪華さや立派な祭服ではなく、雀やつばめに目を留めています。雀やつばめが、家の軒先に遠慮することなく、自由に巣を作るように、「私も、はばかることなく主の御前に近づき、そこに留まりたい。礼拝をささげたい」という思いに溢れているのです。

4節、「あなたの家に住む人たちは」とは、神殿の奉仕者だけでなく、礼拝のために、神殿に入ることを許されたすべての民を示しています。御前に近づき、主を力の限り賛美して礼拝する者の幸いが歌われています。遠くはなれた地にあって、様々な困難のゆえに主を礼拝できない状況の中で、詩人は、山や谷を越えて、御前での礼拝に心を向けているのです。

このコロナ禍の中で、度々発せられる緊急事態宣言のゆえに、会堂に集まっての礼拝を阻まれ、今一度、会堂に集まって礼拝することの幸いを覚えさせられました。そして、私たちは、礼拝に出席できるときには、極力出席する必要を痛感したと思います。やがて礼拝に出席しようと思っても、出席できない時が来るのですから。

二、シオンへの大路を歩む幸い 5~8節

5~8節、詩人の心は、神の都シオンへの巡礼の途上にあるのでしょう。詩人は、シオンへの大路を歩む者の幸いを歌っています。列を連ね、合流を繰り返しつつ進んで行く巡礼者たちは幸いだ、と言うのです。荒れ果てた野原や砂漠、涙の谷を越えて、巡礼者たちは進むのです。神の都に近づくほどに、途中の困難は忘れ、喜びと力に溢れて進むのです。彼らは、力から力へと行進して行き、ついに、シオンにおいて、神の御前で礼拝するのです。

そして、8節、「万軍の神、主よ」と呼んで、「私の祈りを聞いてください。耳を傾けてください」と祈るのです。主は、私たちの祈りに耳を傾けてくださることを、詩人は知っているのです。

三、信頼の道を歩む幸い 9~12節

9節、「われらの盾」「油注がれた者」とは、王または祭司を示しています。民を指導し守る職にある王や祭司への祝福を祈るとともに、メシアへの待望の祈りともなっています。

10節、「神殿の大庭にいる一日は、千日にもまさる」と言うのです。「不信仰な者の天幕に住むよりは、神の宮の門口に立ちたい。そこを選ぶ」と言うのです。

11節、主なる神は、太陽のように栄光に輝く方であり、実に私たちの盾です。「主は、恵みと栄光を与え、誠実に歩む者に良いものを拒まれません」と信仰と感謝に溢れて主を賛美しています。

12節、主に信頼する人の幸いを歌って、この詩を締めくくっています。「万軍の主よ。何と幸いなことでしょう。あなたに信頼する人は」(12節)とは、拠り頼むすべての者に対して、万軍の主が、守りと祝福を与えてくださることを歌っているのです。

この12節に「信頼する人」とありますが、この「信頼する」バタハという言葉は、ヘブル語の辞書に、「アラビア語によると『両手を伸ばして地面に横たわる』という意味だ」とありました。ですから、小林和夫という先生は、「大の字になって、ゴロリと大地に横たわることだ」と言っておられます。そうです。「神様、一切がっさい、あなたにお委ねします。あなたにお頼りする以外にありません」と神様に寄りかかることです。

インウード師の説教に、ある英国の婦人宣教師の話しがあります。彼女は、ペルシャに宣教師として出掛けたが、病気を得て帰国せねばならなくなったそうです。帰国を前に一つの集会に出たがついうとうとして、つい隣の婦人の肩に身を寄り掛かっていた。ハッとして身を起こし掛けると、その婦人がそっと囁いたというのです。「愛するなら、もっと寄り掛かってください。」   そしてその婦人宣教師は、帰国して病床に見舞ってくれる人ごとにこのエピソードを話して聞かせ。「今は、主の言葉として聞いています」と結んだというのです。私たちも、「愛するなら、もっと寄り掛かりなさい」とおっしゃる主に、全くお頼りしようではありませんか。

(結論)今パラリンピックが東京で開催されていますが、それぞれの障害を乗り越え、残された能力を最大限に用い輝いて競技している姿に励まされます。私たちも、この世にあっては様々な困難の中にありますが、信仰の馳せ場を最後まで走り抜きましょう。心から主を慕い、信じて拠り頼み、感謝に溢れた礼拝をささげる者でありましょう。心にシオンへの大路がある者とされていることを感謝し、この世では、寄留者であり、旅人であると自覚し、涙の谷を過ぎるときも、主の恵みに潤され、恵みから恵みへ、力から力へ、栄光から栄光へと強めていただき、御国への旅を完走させていただきましょう。

礼拝メッセージ
  • 神の疾風で
  • 恵みとまこと、義と平和

関連記事

  • 礼拝説教「私たちの心が燃えたではないか」2025年4月20日
    2025年4月19日
  • 礼拝説教「この方は本当に神の子であった」2025年4月6日
    2025年4月5日
  • 礼拝説教「ここに愛があるのです」2025年3月30日
    2025年3月29日
  • 礼拝説教「岩の上に据えられた土台」2025年3月23日
    2025年3月22日
  • 礼拝説教「空の鳥を見なさい」2025年3月16日
    2025年3月15日
  • 礼拝説教「主の祈り③」2025年3月9日
    2025年3月8日
  • 礼拝説教「主の祈り②」2025年3月2日
    2025年3月1日
  • 礼拝説教「主の祈り」2025年2月23日
    2025年2月22日
  1. ホーム
  2. 礼拝メッセージ
  3. 心にシオンへの大路のある幸い
メニュー
  • ホーム
  • ごあいさつ
  • お知らせ
  • 教会の紹介
  • よくある質問
  • アクセス
アクセス
掲示板
http://www.febcjp.com/
https://ephraim.fun/
https://www.instagram.com/shalom.daichi/
ホームページ制作
https://lampmate.jp/
  • ホーム
  • プライバシーポリシー

© 神戸生田教会 HP制作:LampMate