説教題「メシアの系図~アドヴェントの時」
聖書 マタイの福音書1章1~17節
旧約聖書は神がイスラエルを用いて世界に祝福をもたらす営為について記されていますが、イスラエルは背神を重ね神の臨在と栄光を失いました。人々はイスラエルの復興を切望しましたがそういった中にキリストは到来されます。
新約聖書はキリストが未完の旧約聖書に対する解決であることを示しています。そしてキリストの系図は旧約と新約を結ぶ帯です。この系図は・・・
- キリストの到来がアブラハムの契約に基づく神のみわざであることを示しています。
キリストはアブラハムの子と紹介され、系図はアブラハムから始まります。神はこのアブラハムからイスラエルを起こし世界を祝福しようとしました。アブラハムの子であるキリストはその神のご計画を実現する器としてこの世に来られました。
- キリストの到来がダビデの契約基づくみわざであることを示します。
キリストはダビデの子とも記されています。神はダビデに彼の王国を永遠にすると約束されました。ダビデ王国を通して世界を祝福するというご計画でした。その約束に基づきキリストは永遠に保たれるべき神の王国をもたらすメシアとしてこの世にこられました。
- キリストの到来が罪のゆるしと真の捕囚からの解放となることを示しています。
系図は捕囚ということを強調しています。捕囚以降、イスラエルは神の栄光を失いました。深い喪失感の中にあった人々はイスラエルの復興を期待しましたが、キリストは捕囚からの解放者としてこの地上に来れました。キリストによってイスラエルの苦役は終わったのです。
➃ キリストの到来が真のヨベルの解放をもたらすことを示しています。
アブラハムからキリストまで42代ですがそれは7×6代となります。7×7は49でヨベルの年を暗示しますが、キリストの到来はこのヨベルの解放の年をもたらす時となることを意味します。キリストこそはこの世界に罪のゆるしを与え真の解放をもたらすお方なのです。
「キリスト・イエスは罪人を救うために世に来られた』ということばは真実であり、そのまま受け入れるに値するものです。」 (Ⅰテモテ1章15節)
