説教題「アブラハムの契約」
聖書 創世記15章1節~21節
聖書では契約という言葉が重要な位置をしめています。契約とは神様の創造のわざと関係しています。
創世記1章において神は世界を創造し、その世界を治める大切な務めを神のかたちである人間に与えました。しかし人は祭司としての務めを放棄し、この世界は堕落していきます。
- アブラムの召命
そのような中で神様が世界の回復のためになされたご方法はアブラムを選び召命を与えることでした。召命には約束が伴いました。アブラムの子孫から大いなる国民(イスラエル)が起こされ世界の祝福となることです。アブラムは神の召命に答えカナンの地に出ていくのです。
- アブラムの契約
カナンで力を蓄えていったアブラムですが未だ子は与えられず、土地を取得していません。そのような中、神とアブラムが契約を結ぶ時が来ました。この契約とはアブラムの召命を神が後押しするためのものに他なりません。
- アブラムの義と契約締結
神によって義と認められるとは、人が神との契約を結ぶにたる資格があると認められることでした。アブラムの場合、その資格を得た理由は神を信じた(不可能を可能にする神を信じた)故でした。
それから神様は契約の締結のための儀式をなされます。その儀式において示されたのは、契約の責は神ご自身が負ってくださるということでした。
この一連のことから分かるように、契約を交わすとは神様から特別な使命に預かるということです。契約を結んだ者が優遇されるためではなく、神から与えられている召命を全うする務めをいただくのです。
今わたしたちはキリストによる新しい契約の内にいる者として、この世界に神の国をもたらすべく宣教に励む者とさせていただきましょう。