説教題「私たちの心が燃えたではないか」
聖書 ルカの福音書24章13~35節
イエス様が十字架に死に3日目の日に二人の弟子がエマオに向かってあるいていました。
① 失望する二人
二人はあることを論じ合っていました。それは彼らの師でありメシアと目されたお方が十字架にかかって処刑されたことでした。彼らはそのお方がイスラエルを解放することを期待していました。それはイスラエルの民にとっての数百年にもわたる待望でした。その期待が失われたように感じていたのです。
② 寄り添うお方
その二人のそばに寄り添ったのは復活の主でした。弟子たちはことの次第を主に話します。それは不思議なことでした。十字架に死んだはずの空であったという話です。
弟子たちの話を聞いて復活の主は彼らにご自身について聖書全体に書いてあることを説き明かされました。イエス様の十字架と復活のみわざが聖書の救いのクライマックスであることをお示しになったのです。
③ 弟子たちの喜び
弟子たちは主の聖書の解き明かしを聞いて心の内が燃えました。そして聖書をお語りくださったイエス様と食事をする中に目が開かれイエス様を見出すことができました。彼らの喜びはどれほどだったでしょう。復活の主は、そしてそのお方の語るおことばかくもわたしたちを喜ばせ、わたしたちの心を燃やすのです。
わたしたちも復活の主のみことばによって燃やされ宣教の使命をいただく者として立ち上がりましょう。