説教題「愛のキリスト教」
聖書 Ⅰコリント13章1~13節
キリスト教は愛の宗教と言われていますが、その愛の大切さを表わしているのが今日の箇所です。この所で教えられることは、・・・・
- 愛の必要性
ここで三回、「愛がなければ」というフレーズが出てきます。いずれも、どんな価値あることをしても、愛がなければ意味のないことであるということを述べています。言い換えると何ものにも優って、愛はわたしたちにとって必要であるということです。この世には必要とするものが限りなくあるように思えますが、一番大切な、欠けてはならないものは愛であるということを覚えたいと思います。
- 愛の具体性
聖書で学ぶことは、愛は決して抽象的なものではなく、その人の姿勢や行為で表される具体的なものであるということです。ですから愛がどういうものかを(愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません等)丁寧に示します。
この愛のリストはわたしたちが愛をもって歩めているかのチェックをすることに役立ちます。たとえば「愛は寛容である」の文章の主語を「わたし」に置き換えてみると、「わたしは寛容である」となりますが、わたしたちは心にひっかかることなくそれを読めるような者であるか問われます。
わたしたちの愛が具体的に表されることを神様は求めておられるのです。
- 愛の永遠性
聖書は「愛は決して耐えることがありません」と教えます。この世のものは失われます。神の国が到来したならば、部分的なものはすたれます。しかし愛は永遠に保たれるのです。
今この時についてわたしたちはすべてを完全に知ることはできません。それは古代の鏡を見るようなおぼろげなものです。しかし主の日にはすべてが明らかになります。その時に残るものは信仰と希望と愛ですと聖書は言いますが、その中で一番すぐれているものはやはり愛なのです。わたしたちは終わりの時に、この愛に包まれる希望をもって生きることができるのです。そのことを覚えて希望をもって歩みましょう。
