聖書 エペソ1章1~14節
エペソの教会への手紙はパウロ先生が獄中にて書き送ったと言われていますが小アジアの地域に回覧されたとも言われています。その意味で現代に生きる私たちの教会にもあてはまる大切なことが述べられています。
- 祝福の神
神様は私たちを祝福する神です。神様は一般的に考えられているような祟る神、恐ろしい神ではなく、私たちを愛し、祝福しようとなさるお方です。聖書は私たちの方がたとえ背を向けてもとことん私たちを愛しご自身を与える神様を教えます。
- 神の選び
神の祝福は神の選びをもって示されます。神は天地の造られる前からキリストにあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者として立たせてくださろうとしておられます。そのためにキリストを与えてくださり十字架のいのちの代価を支払って私たちを贖ってくださいました。
- 神の子としてくださる
神の祝福は私たちを神の子としてくださり神の家族として迎え入れてくださることです。あの放蕩息子を子として迎えた父のように神様は私たちをご自身の子として愛情をもって扱ってくださるのです。
- 罪の赦し
神の祝福はキリストにあって、その血の贖い、背きの罪の赦しを与えることです。贖いとは罪の支配から解放することですが、それは神の恵みのみわざです。この恵みにあずかる私たちは心から自発的に主に仕えます。
- 一つに集められるため
このような神の祝福の目的は、私たちを含む神に造られたものすべてがキリストにあって一つとなって神をほめたたえるためです。それは壮大な神の救いです。そしてその保証として私たちに御霊を与えてくださっているのです。私たちも神の祝福を知る者として宣教のわざに励みましょう。