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東方の博士たちの礼拝

2022 12/24
礼拝メッセージ

クリスマス賛美礼拝「東方の博士たちの礼拝」2022年12月25日

聖書 マタイ2章1~15節

(序)本日は、クリスマス賛美礼拝です。救い主の誕生を心から、お祝いいたしましょう。本日は、「東方の博士たちの礼拝」ということでお話いたします。

一、星に導かれてやって来た博士たち

マタイの福音書は、ユダヤ人に向けて書かれたと言われていますが、馬小屋における主イエスの誕生の記事はなく、東方の博士たちが幼子イエスを探してはるばるやって来たことが記されています。東方の博士たちとは、マギと呼ばれ、天文学や占星術を行っていた人たちであろうと言われます。そのような職業があったということは、当時の社会が将来に対して大きな不安をいだいていた時代であったであろうと聖書学者の人々は言っています。彼らは、暗黒の時代に何とか光を見出そうと真剣に星を見詰めていた人々でした。40年ほど前に、聖地旅行に行ったことがありますが、その時に見た空の深い青色と夜空いっぱいに輝く無数の星に圧倒されたことを今でも忘れることが出来ません。東の博士たちは、空に輝く星に導かれてやって来たのです。詩篇119篇105節には「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です」とあります。神様は、聖書のみことばをもって、私たちの歩む人生の道を照らし、どんな闇と思われるようなときにも、いのちと希望と喜びへと導いてくださるのです。東の博士たちは、はっきりしたみ言葉の啓示によるのではありませんでしたが、夜空に輝く小さな星に導かれてやって来たのです。

二、熱心な求道者であった博士たち

 東の博士たちは、当時の科学の最先端をゆく知識階級の人々でした。彼らの心にも深い魂の要求があったのです。ですから、彼らは、危険を覚悟で、時間をささげ、財を携えて、はるばる幼子主イエスを礼拝するためにやって来たのです。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか」という問いを抱きながら長旅をして来た彼らの熱烈な求道心に心打たれます。マタイは、選民イスラエルにまさるとも劣らない異邦人の姿をここに記すことによって、福音がユダヤ人のためだけではなく、全世界の人々のためであることを示しているのです。しかし、そのことを聞いたヘロデ王は恐れ惑い、エルサレムの住民も狼狽しました。ヘロデは、祭司長、学者たちをみな集めて、メシアがどこで生まれるかを問いただしています。ヘロデは、祭司長、学者たちが調べて来るのお待ち切れないようにして、何度も何度も繰り返し問いただしています。それほどに狼狽していたのです。8節では、「詳しく調べ、わかったら知らせてもらいた。私も行って拝むから」と言っていますが、そこには、自分の地位と権力を守るために、幼子を殺害しようとする魂胆があったのです。また祭司長や律法学者たちも、メシアの誕生を的確に言い当てる知識を持っていましたが、礼拝をしに行こうとはしていません。それに比べ東方の博士たちの何と熱心な求道の態度でしょうか。遜って、心から主を求める者に、主はお会いして下さり、真の平安と喜びと生きる力に満たして下さるのです。

<例話>かつて一人の婦人が非常に恵まれなさった。仕事と家事に加え、家から40キロ以上も離れた病院に長く入院しておられる小さい娘さんを、毎週末、迎えに行くという大変な生活の中で、「みことばのみが支えであり、御霊のみが頼りです。」と証され、礼拝はもちろん、祈祷会、早天祈祷会、伝道会、そして地区会にと喜びを持って励んでおられました。このような魂を神様が恵まれないはずがありません。起こって来るさまざまな試練の中にも、いよいよ信仰に燃やされ、ついにご主人と3人の娘さんは救われて、バプテスマの恵みにあずかられたのでした。切に主を求め、主に頼る人を神様は、祝福し、すべてを変えて益としてくださるのです。

三、最高の物をささげての礼拝

 東の博士たちは、嬰児の主イエス様を捜し当て、この上もなく喜び、携えて来た宝物をささげました。それは最高のささげものでした。値段的に高価であるというだけでなく、それらが示している本質的なものが尊いと思います。彼らは、

①黄金をささげました。

黄金は冠として王の頭に輝くものです。博士たちは、王の王である方に、ふさわしい黄金をささげたのです。ある方は、これによって、エジプトでの聖家族の生活が支えられたであろうと言っています。「小羊は主の主、王の王だからです。」(黙示録17:14)とあり、「神は、私たちを暗闇の圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。」(コロサイ人への手紙1:13)とあります。キリストは王の王たるお方です。やがて、天にあるもの、地にあるもの、地下にあるもののすべてが、御子イエスの前にひざまずき「イエス・キリストは主である」と告白するのです。

②乳香をささげました。

乳香は、祭司が神殿で祈るときに用いました。博士たちは、永遠の大祭司である方に、ふさわしい乳香をささげたのです。「キリストは永遠に存在されるのであって、変わることのない祭司の務めを持っておられます。したがって、ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。キリストはいつも生きていて、彼らのためにとりなしをしておられるからです。」とヘブル人への手紙7章24~25節にあるごとく、キリストは、永遠の大祭司です。

③没薬をささげました。

没薬は、遺体を葬るために用いられました。主イエスは、贖い主として私たちの身代わりとして十字架にかかり、墓に葬られ、三日目によみがえられました。博士たちは、全人類の贖い主に、ふさわしい没薬をささげたのです。「この方にあって私たちは、その血による贖い、罪の赦しを受けています。これは神の恵みによることです」とエペソ人への手紙1章7節にあるごとく、キリストは、全人類の贖い主です。主イエス様が十字架の上で流してくださった血潮のゆえに、私たちは罪赦され、赦しの恵みに与かっているのです。実に、主イエス・キリストは、王の王であり、永遠の大祭司であり、全人類の贖い主であるお方です。

<例話あかし>被造物の関心:牛も見守る博士たちの礼拝:ローマ8:19

先週は、アントニオ・ベルッチ作「羊飼いの礼拝」と題された油絵のことをお話ししました。本日は、今年8月神戸市立美術館で開かれた「美の巨人たち、スコットランド国立美術館展」において見た「東方の博士たちの礼拝」を題材にしたジャック・ヨルダーンス作「マギの礼拝」という黒チークと水彩によって書かれた小さな作品のことを紹介します。生まれたばかりの幼子イエス様を中心に、ヨセフとマリア、そして、跪いて礼拝し贈り物をささげている三人の博士たちが描かれていました。不思議に思ったのは、その絵の上部、一番目立つ所に、牛や羊たちが描かれていました。特に牛は、大きな目で事の次第を一つも見逃すまいと上からのぞき込むようにして博士たちの礼拝を眺めています。しばらく、なぜこの画家は、牛をこんなにも目立つ所に描いたのだろうかと考えました。ふと思いついたのは、この画家は、博士たちの礼拝を興味深げに見ている動物たちを通して、「人間だけでなく、すべての被造物が深い関心をもって神の救いの御業を待ち望んでいるのだ」ということを描いて見せたのだと気づきました。

思い浮かびましたのは、ローマ人への手紙8章19~22節です。

全ての被造物が、私たちの身体が贖われるとき、すなわち主イエスのご再臨とすべての人の栄化を待ち望んでいるということが書かれている箇所です。すべての被造物にとっても、主の再臨によって私たち人間が救われ、栄化される時を待っていると言うのです。多くの人の贖いを成し遂げるためにクリスマスお出で下さった主イエス様は、再びお出でになり、すべてのものを新しくしてくださるのを待っているのです。私たちも、この王の王であり、永遠の大祭司であり、完全な贖い主である主を信じ、再びお出で下さる日を待ち望みましょう。

(結論)私たちも、異邦人であった東方の博士たちのごとく、主を切に求め、心からの物をささげて、主を礼拝いたしましょう。彼らは、救い主にお出会いし、来たときとは変えられ、喜びと感謝をもって自分の国へ帰って行ったのです。また、全被造物が深い関心を持ってすべての人が救われ、主のご再臨の朝が早く来るのを待ち望んでいるように、私たちもすべての人が救われ、主が再びお出でになって、すべてを新しくして下さる時を待ち望みましょう。

礼拝メッセージ
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